公開された
8th 11月 2018

PeakのGenius 1024は、Molecular Science Corporationのモバイルラボで非常に貴重です。

Molecular Science Corp(MSC) のモバイルラボは、カナダ中を移動し大麻の実験を行なっています。これにはモバイルラボでの安定した窒素ガスの供給が必要となりますが、ガスボンベの利用は現実的かつ安全とは言えません。

MSCが大麻規制試験用のモバイルラボを開設した時、彼らはSCIEXの質量分析装置が必要とする正確なガス流と純度を持つガス発生装置が、いかに重要であるかを理解していました。Genius 1024窒素発生装置の小型なサイズと専門的なサービスノウハウにより、Peak ScientificはMSCのモバイルラボのトラック内における窒素ガス供給の担い手に選ばれたのです。


名前:ブリジット・シモンズ

役職:ラボのビジネス&マーケティング部門ヴァイスプレジデント

企業名:Molecular Science Corp.

Molecular Science Corp MSC Genius 1025

 

通常、液体クロマトグラフ質量分析において重要なことは何でしょうか? どんな種類の装置が必要でしょうか?

「我々の研究所は大麻の規制試験と分析開発を行っており、カナダで販売されている大麻製品において重要な役割を果たしています」

ラボではPeak Scientificのどの発生装置を使っていますか? また液体クロマトグラフ質量分析用の装置は何を使っていますか?

「モバイルラボでは、Sciex QTRAP 6500+ LC-MS/MS --> Peak Genius 1024窒素発生装置を使用しています。我々のラボ内で使用している質量分析用のガス発生装置ペアは以下になります。

• ツイードラボではAtlas Compressorサポートの Sciex QTRAP 6500+ LC-MS/MS --> Peak Infinity 1032窒素発生装置
• Agilent 7890 GC-MS/MS --> Peak Precision H2
• セントラルラボではSciex QTRAP 6500+ LC-MS/MS --> Peak Genius 1024窒素発生装置」

Peakの発生装置を選んだのはなぜですか? またどのくらいの期間使用していますか?

「100以上の研究所で、ガスの取り扱いを成功から失敗までさまざまに見てきました。洗練された質量分析装置は正確なガス流と純度の精密なバランスを必要とします。

他のガスシステムでの失敗例を見ました。質量分析装置は汚染や故障といった弱点がつきまといます。またそれらを、しばしばガスエンジニアリングについて知らないエスカレーションチームと共に対処しなければなりません。Peakは、質量分析チームと共にエスカレーションを要する問題を解決に導き、顧客に実際注意を払ってくれる唯一の企業です。Peakのサービス、専門家、そして販売を組み合わせる手法は素晴らしいものです。

Peakの製品が場所をとらず丈夫で、劣化せず年中無休で使用することができるのも評価している点です。」

 

以前使っていたガス供給手段と比べて、Peakの発生装置を利用する最も重要な利点は何ですか?

「サポートするシステム全体について卓越した知識を有している組織であることです」

以前使っていたガス供給手段と比べて、Peakの設備に投資して得られたリターンは何ですか? 

「モバイルラボでの質量分析装置の稼働は、Genius 1024より大きなガス装置の使用や、また安全性の観点からガスボンベの使用では不可能なため、Peakの製品を重宝しています。」

対応の早さ、注文の便利さ、配達のタイミングやご希望の点ではPeakでの製品購入経験はいかがでしたか?

「私に対応してくれた営業担当者のフランシス・ブレインさんは、忍耐強くて手際がよく、細部までよく気がつく方です。Infinity 1032を工場から配達してもらった際に遅延がありましたが、担当者とプロジェクトマネジメントのシーラ・ウィルキンソンさんは配達過程を追ってくれ、常に最新情報を提供してくれました。Genius 1024は購入後希望通りにすぐ配達していただきました」


Peak Scientificの発生装置を他の研究所にもおすすめできますか? そうである場合、一番の理由は何ですか?

「はい、他の研究所にもPeakの製品をおすすめできます。技術的に大変安定していることが、Geniusシリーズのメリットだと思います。またサービス担当者、営業担当者の専門性が高く、分析機器に関して総合的な対処をして問題を解決してくれます。

設計にはユーザー主導型のフィードバックが反映されており、ラボのガス発生装置はより静かで場所をとらなくなっています。市場の中でも良い選択だと言えます。

最後に、Precisionシリーズはそのスタイリッシュな外観も魅力の一つです。机の下にベージュの金属の機器を置いておくよりも、ラボの見た目もよくなります。全体的に良いデザインです」


モバイルラボ特有の課題でPeakが解決したものは何がありますか?

「モバイルラボは唯一無二の設備で、長時間稼働した経験をあまり持っていません。なので、請負契約した顧客の現場に移動する際、機器の稼働時間の面でリスクが生じる場合があります。リスクを最小限に抑えるために、Peakのサービスチームのサポートをどこにいても受けられるようにしています。さらに、追加のフィルターやリレーケーブルを含む1024のサービスパーツキットも提供していただき、モバイルラボで交換が必要になった場合も短時間で行えるようになりました」

モバイルラボへの重要目標達成指標(KPI)の点ではPeakのサポートはいかがですか? 従来の研究所の設備と比べてKPIに変化はありましたか?

「モバイルラボは現場における契約型サービスです。セキリュティオフィサー、設備マネージャーと共に行う事前計画は、モバイルラボの現地での成功に関わります。ほとんどの場合、計画を立てるのには限られた時間しかありません。我々の目標達成指数は、試験活動における1日の収益創出、データ応答時間、現場チームが引き上げる際の顧客の迅速な請求書処理なども含みます。質量分析装置の稼働時間はこうしたKPIを達成するのに重要な要素です。複製機器を持つ従来の研究設備とは異なり、我々は緊急時にバックアップシステムを稼働することができません。

顧客にお約束した時間内で契約した成果をもたらすにあたって、Peakは移動式ラボの問題の解決策を提供し、リスクを軽減してくれました。ラボのガスが安定して機器を動かしてくれるので、我々はより正確な所要時間を見積もれるようになりました。」


Genius 1024 は、その小さなサイズと技術的な安定性、そしてSciex QTRAP 6500+ LC-MS/MSに安全で安定した窒素ガスを一定の純度で、また切らすことなく供給できることから、モバイルで利用できる窒素ガス供給手段としてMSCで利用されています。
またホイールが付いているため、研究所内のベンチトップ下に簡単に収まり、研究所や現場のスペースを取ることはありません。MSCにとっては、モバイルラボのトラック内のスペースが限られているため、これは大変重要な要素でした。

SCIEXの質量分析装置用の新しいコンパクトな窒素ガス供給手段を検討されている方には、Genius 1024窒素発生装置ガス発生装置は最適な選択です。液体クロマトグラフィー–質量分析グレードの19L /分の高純度窒素を生成し、SCIEXの設備に合うよう特別に設計されています。

Peak Scientificでは、ただ機器を交換するだけでなく、お客様のために常にその先を見据えています。ブリジットさんが述べられたように、「Peakは、質量分析チームと共にエスカレーションを要する問題を解決に導き、顧客に実際注意を払ってくれる唯一の企業」です。MSCのケースでは、1024のサービスキットを提供することにより、現場で使用する際に窒素のソースが絶えるリスクを無くしました。

ブリジットさんにはまた、Peakは組織として「サポートしているシステム全体について卓越した知識を有している」と評価していただきました。弊社は、Molecular Science Corpの大麻試験用モバイルラボのような特殊なプロジェクトを喜んでお手伝いいたします。お客様の設備をどのようにアシストすべきか伺うのを楽しみにしております。



ご要望の用途にどのPeak製ガス発生装置が適しているかを知りたい場合は   

 

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