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ラボ向けガス価格速報 - 2018年4月

ヘリウムの供給が圧迫されていることで、ラボが通常の割り当てを確保することが困難になっています。  

2017年6月のカタールへの禁輸措置によりヘリウムの供給不足が発生したことを受けて、世界のヘリウム供給量の約50%を管理する米国土地管理局(BLM)は、ヘリウム精製施設に粗製ヘリウムの原料ガスを配分してきました。

その結果として、一部のヘリウム販売業者は、科学装置を使用する施設を含め、米国の顧客にヘリウムの供給を制限するようになりました。米国では一部の科学者が通常の75%しか供給を確保できないと訴えています。

大手の産業ガス会社の1社であるLinde(リンデ)は、BLMからのヘリウムの配分を理由に、現在では顧客に対してヘリウムの供給を「公正かつ合理的な方法で」制限していると述べています。

increasing chart

ますます高まるグローバルなヘリウムのサプライチェーンへの圧迫

ヘリウムのサプライチェーンを圧迫しているのは、ヘリウムの配分だけではありません。
2018年は主要経済すべてが成長モードにあることから需要の増加がもたらされ、それに伴いヘリウムの需要も高まっています。BLMの現場マネージャーのサミュエル・バートン(Samuel Burton)氏は、「アメリカ航空宇宙局(NASA)を含め、連邦政府機関による有限資源の需要増が見られる」と述べています。連邦政府機関が民間企業よりも優先されるため、バートン氏は民間企業は「望み通りの容量を得ることができない」とも語っています。

他のヘリウム供給源の不足や今年市場に参入すると期待されていたヘリウム精製工場「カタールIII」などの新たな供給源誕生の遅れが、ヘリウムの供給に影響を及ぼしています。

ヘリウム価格は今年初めに再び上昇しましたが、現在は需要が供給を上回っていることでサプライチェーンが圧迫されているため、年末までに価格がさらに上昇する可能性が高いと考えられています。ヘリウムのエンドユーザーにとっては、2018年はあまり良い年とは言えないようです。

GC分析に依存しているラボにとって、この状況は悲観的に見えるかもしれませんが、代替手段があるということを忘れないでください。
GCキャリアガスの場合、水素によりヘリウムと同程度の感度を得ることができるだけでなく、水素を使用することで分析が高速化するため、ワークフローの全体的な改善につながります。使用時に大気中に蒸発する有限資源のヘリウムとは異なり、水素は持続可能で、ガス発生装置を使用することで、必要量に応じて生成することができます。また、これは取引される商品ではないため、価格が市場の影響を受けることもありません。ヘリウムボンベから水素ガス発生装置に切り替えることで、GCキャリアガスを確実かつ連続的に供給できるだけでなく、ラボにより高い安全性と時間節約のメリットがもたらされます。また、重くて扱いにくいガスボンベを監視、交換、運搬する必要もなくなります。したがって、貴社で水素をキャリアガスとして使用できる機会があるかどうかをぜひ確認してみてください。

ヘリウムから水素への切り替えに関する詳細をご覧ください    

 出典

https://www.gasworld.com/helium-supply-tightening-again/2014167.article

https://cen.acs.org/articles/96/i12/Helium-supplies-tightening-again.html

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