公開された
2nd 9月 2020

世界的なヘリウムガスの価格上昇に関する最新情報をご覧ください。

ラボ向けガス価格速報

2018年1月1日現在、ヘリウムの価格はより上昇すると考えられています。       

北米および南米最大の産業用ガス会社、Praxair(プラクスエア)は、1月1日からヘリウム価格を最大で10%引き上げると発表しました。 

increase chart

2018年も引き続き高騰するヘリウム価格 

同社は、価格上昇が差し迫っていると顧客に通知しています。これは、コストインフレへの対応と考えられており、粗製ヘリウムと精製ヘリウムの両方に影響を及ぼします。米国では、世界最大のヘリウム備蓄所を管理する米国土地管理局(BLM)が価格と流通コストの上昇を発表していることから、Praxairによる価格引き上げは驚くに当たらないと言えます。ヘリウムの使用者にとってもう1つの懸念は、BLM備蓄所の枯渇問題です。ヘリウム資源の米国シェアは着実に低下しており、2011年から2015年の間にほぼ20%も減少しています。これにより、米国はヘリウム輸入を余儀なくされる状況となりました。1985年の記録開始以来、米国によるヘリウム輸入は非常に稀にしか発生していません。米国の備蓄量が減少し、需要が続く限り、今後も輸入が増加する可能性が高いとみられています。

GC分析に依存しているラボにとって、ヘリウム価格の上昇は悲報かもしれませんが、代替手段があるということを忘れないでください。GCキャリアガスの場合、水素によりヘリウムと同程度の感度を得ることができるだけでなく、水素を使用することで分析が高速化し、ワークフローの全体的な改善につながります。使用時に大気中に蒸発する有限資源のヘリウムとは異なり、水素は持続可能で、ガス発生装置を使用することで、必要量に応じて生成することができます。ヘリウムボンベから水素ガス発生装置に切り替えることで、GCキャリアガスを確実かつ連続的に供給できるだけでなく、ラボにより高い安全性と時間節約のメリットがもたらされます。また、重くて扱いにくいガスボンベを監視、交換、運搬する必要もなくなります。

ヘリウムから水素への切り替えに関する詳細をご覧ください    

 

出典

Gasworld.com


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